チリ優勝するかも!チリが9人のウルグアイ下し4強入り、コパ・アメリカ
コパ・アメリカ(2015 Copa America)は24日、準々決勝が行われ、チリが1-0でウルグアイを下し、準決勝に進出した。
9人になったウルグアイに勝利した開催国チリは、夢の初優勝に向けて前進した。
エスタディオ・ナシオナル(Estadio Nacional)で行われた激しい一戦で、前回王者ウルグアイのFWエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)とDFホルヘ・フシレ(Jorge Fucile)が退場処分となる中、チリはマウリシオ・イスラ(Mauricio Isla)が後半36分に挙げたゴールで勝利を手にした。
試合終盤のフシレへの2枚目のイエローカードによる退場処分では両軍と審判団が入り乱れる事態となり、ウルグアイのベテラン指揮官オスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督までピッチに踏み入った。
ブラジル人のサンドロ・メイラ・リッシ(Sandro Meira Ricci)主審は後半16分にカヴァーニへ2枚目の警告を出して退場処分を宣告していたため、すでにウルグアイの選手から不興を買っていた。
前半、アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)に対するファウルで警告を受けていたカヴァーニは、後半にチリのゴンサロ・ハラ(Gonzalo Jara)の顔をはたいたとして退場となった。ハラの反応は大げさなものだったが、リッシ主審は迷わずイエローカードを振りかざした。
このカヴァーニの退場処分を受けて忍耐強さをみせたウルグアイは、見事な守備のパフォーマンスで試合をPK戦にまで持ち込むかと思われた。
それでもチリは、クロスに対応したウルグアイのGKフェルナンド・ムスレラ(Fernando Muslera)のミスを突き、ホルヘ・バルディビア(Jorge Valdivia)のパスを受けたイスラが低いシュートを蹴り込むと、スタジアムは大歓声に包まれた。
その後、フシレがチリのアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)と交錯すると、ウルグアイの状況は最悪のものとなった。ウルグアイの選手はフシレがボールに行ったと主張したものの、その脚はサンチェスの脚をとらえていた。
プレーは数分にわたり中断し抗議が続いたものの、レッドカードの判定が覆ることはなかった。
勝ったチリは、25日に行われる準々決勝のボリビア対ペルーの勝者と準決勝を戦う。
今回チリ、コパアメリカ優勝するかもしれないですね。開催国で盛り上がってるみたいだし。
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